明倫社別邸 久遠の宿

スタッフブログ ~2017年7月~

久遠の宿からのお知らせや、スタッフの日々の活動などを紹介いたします。

香典袋にお金を入れる

香典袋の用意ができたら、お金を入れてみましょう。

中に入れるお札にも細やかなマナーがあります。
ご不幸の香典袋へ入れるお札は新札ではいけない、と日本では昔から言われています。
お祝い事などで使用される事の多い新札は、あらかじめ金融機関などへ出向き、
事前に用意するケースが多いからです。

これに対し喪家側からは、「新札を準備して不幸を待っていた」という印象に捉えられるので、
忌み事に新札はタブーとされているのですね。

だからと言って、汚れて古びたお札をお渡しするのも失礼に当たります。
可能であれば、きれいなお札にきちんと折り目を付けてから香典袋に入れてください。
細かい事かもしれませんが、こうした心遣いも大切です。

お札は、一般的に人物画が載っている面が表となります。
香典袋の中袋がある場合でも、簡易的な香典袋でも、住所が書かれた方を上にして、お札は表面のまま入れます。
お札の人物画が伏せた状態で袋に入りますね。


 

 

 

この様に入れると、中のお金を取り出した時に金額がすぐに見える位置にあるので、とても親切です。

お札が複数枚あれば、すべて向きを揃える事も忘れてはいけません。

外袋は水引を全部は外さずに、折り返し部分だけを外し、内袋の出し入れをします。
一度外してしまった水引を再度入れようとすると、歪んだり、折れてしまったりと、
きれいに戻すことができない事も考えられます。

大事なのは、内袋を入れた後に、外袋の下の折り返し部分を先に折り込み、上の部分で覆う形にすることです。
これは「頭を垂れて、悲しんでいる」気持ちを表していると言われています。

 

 

 

 

これに対し、慶事の祝儀袋は下の折り返し部分が覆う逆の形となります。
絶対に間違えないようにしましょう。

香典袋の書き方

香典の水引表書き金額について解説してきました。
今回は引き続き、「書く」というステップをご紹介します。

香典袋の宛名を書く際は、薄墨を使用するのがマナーとされています。
最近では、ふたを開けたらすぐに書ける筆ペンの需要が高いですが、
日本では古来より形式的な宛名書きには、硯(すずり)と墨で作る墨汁を使用した毛筆書きが基本でした。

薄墨は、「突然すぎて濃くなるまで墨を擦れなかった」「涙により墨汁が薄まった」など諸説あり、悲しみを薄墨の濃淡で表す日本人の奥ゆかしさを感じる事ができます。

一方で、薄墨の習慣が無い地域もあります。
薄墨でなければならない、というわけではありませんが、
気持ちを表す意味でも薄墨で書かれる方が良いでしょう。

簡易的な香典袋の場合は、水引下に差出人の名前を、裏に金額と住所を書きます。

 

 

 

内袋があれば表に金額を、裏に住所と名前を書きます。

 

 

 

金額は、読み間違われないように旧漢字で書きましょう。

一 ➡ 壱
二 ➡ 弐
三 ➡ 参
十 ➡ 拾
千 ➡ 阡
万 ➡ 萬

連名で出す場合、3名までが基本とされています。

右側から、目上の方の順番で書いていきます。

4名以上の連名となると、名前が小さくなり読みづらくなります。
その場合は、中央に代表者名を、左側に「外一同」と書きます。

 

 

 

ご夫婦の場合、世帯主の名前だけでも良いですが、

共通のお知り合いやお友達なら、連名にされた方が親交の深さが伺えます。

 

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