明倫社別邸 久遠の宿

スタッフブログ ~2017年5月~

久遠の宿からのお知らせや、スタッフの日々の活動などを紹介いたします。

香典受け取り、または辞退

 

多くの場合、ご不幸は突然やってきます。
急に、親しかった方のお通夜へ行くことになり、服装やマナーがわからず慌てた方も多いのではないでしょうか。

今回は、香典を辞退されている場合のマナーについて確認してみましょう。

最近では、ご親族様もしくは故人様のご意向で香典を辞退される事が増えています。同様に、供物や供花も辞退される場合もあります。辞退されているのかわからない場合は、葬儀会館などに問い合わせてみましょう。

香典辞退と知り、これまでのお付き合いから、どうしても香典をお渡ししたい方もおられると思います。

しかし香典辞退は故人様のご意向かもしれませんし、無理にお渡ししようとすれば式場で押し問答になりかねません。

ここは故人様を偲ぶことを優先させましょう。親族様が落ち着かれてから、後日ご連絡されてみてはいかがでしょうか。

久遠での四季折々のお食事

旅行の楽しみの一つにお食事を挙げられる方は多いのではないでしょうか。
季節や風情を感じながら堪能するお食事は格別なものです。
故人様と最後の旅行の時間を過ごしていただける久遠の宿では、明倫社のこだわりのお食事をお出ししております。
名物は、旬のこだわり抜いた食材を選りすぐりの料理人が目の前揚げる天ぷらです。

精進上げ(精進落とし)の会席料理

 

故人様との、最後の思い出に素敵な晩餐となりますよう、心をこめたお食事をご用意させていただきます。

 

ずっと布団の上で横になりたいって言っていたね

ある故人様の親族様がおっしゃった一言です。

故人様は長い病院生活を送られましたが、家に帰ることがかなわず、お亡くなりになったそうです。

一般的にご遺体は、葬儀会館や自宅などでご安置後、
お通夜の前に白装束で整えてお棺(おひつぎ)に納められます。

お棺とは、故人様のお顔が拝見できる小窓のついた木製の箱です。

親族様の一言は、簡素な病院のベッドからお棺へ納められる故人様を思っての言葉だったのでしょう。

久遠の宿では、故人様は特別仕立てのお布団でお休みいただきます。
火葬場へお送りする直前まで棺にお納めしません。

お布団にお休みなさる故人様に語り、寄り添いながら
感謝の心でお見送りなさってはいかがでしょうか。

香典袋の表書き

香典袋は宗派によって異なります。

香典とは、故人への供養の気持ちを示すもので、
現金を香典袋に入れてお通夜や葬儀の際に持参します。
香典袋は宗派によって異なるため、事前に先方の宗教を確認しておくと安心です。

不安でしたら葬儀社などに確認しておくと良いかもしれません。

香典袋の表書きは「御霊前」と「御仏前」がよく挙げられます。
一般的に表書きの「御霊前」はどの宗教でも使えると言われています。

しかし浄土真宗の場合、亡くなってからすぐに成仏するという考えから、「御仏前」を使います。
浄土真宗の信仰者は日本で一番多く、厚い信仰心をお持ちの親族様の場合も考えらます。

これにより「御霊前」と書かれた香典袋をお渡しした場合、
複雑なお気持ちにさせてしまうかもしれません。
もし宗派が定かでは無い場合、「御香料」と書くことをお勧めします。


◇ 御霊前 ◇

一般的に仏式の四十九日法要により前に使われます。
ただし、浄土真宗や日蓮正宗などの宗教は注意が必要です。

◇ 御仏前(御佛前) ◇
一般的に仏式の四十九日法要後に使われます。

◇ 御香典 ◇
仏式で使います。お香の代わりという意味になります。

◇ 御花料 ◇
キリスト教(カトリック)に使います。

◇ 御玉串料 ◇
神式の場合に使われます。

 

 

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